(1) 語学力について
横浜国立大学でのゼミや授業は、そのほとんどが日本語で行われます。したがって、日本人以外の方は、日本語能力試験1級(N1)のレベルがなければ、修士課程での研究はできないとお考えください。当研究室では、研究生にも1級相当の実力を求めます。
(2) 研究内容・研究関心について
研究生になってから、あるいは、修士課程に入ってから何を研究するか考えるのでは遅すぎます。どのような研究をしたいのか、具体的に説明できなければなりません。特に、真鍋の研究テーマ・専門との関係が認められないものは、他の先生や大学を勧めることもあります。
(3) 経営学の学習について
大学時代に経営学(特に経営組織論・経営戦略論)を体系的に学んでいない人は、経営学のテキストを用いて自分で勉強する必要があります。
・山倉健嗣 編著『ガイダンス現代経営学』中央経済社 2015年
・榊原清則 『経営学入門(上)・(下)』 日本経済新聞社(日経文庫) 2002年
・加護野忠男 吉村典久『1からの経営学』 碩学舎 2012年
以上のテキストのレベルは、修士課程入学試験を受験するまでに、マスターしなければなりません。
(4) 研究生選抜試験について
研究生になるためには、経営学部の研究生募集期間に出願し、試験を受ける必要があります。出願について分からないことは、経営学務係に問い合わせるようにしてください。
(5) 修士課程試験について
真鍋研究室所属の研究生になった後は、学部の授業を受けながら、修士課程入学試験合格を目指すことになります。真剣に学習することが、絶対に必要です。
なお、研究生として真鍋研究室に所属できる期間は、1年間に限定しますのでご注意ください。
(6) 修士課程入学後の生活について
真鍋研究室では、研究生、修士課程(前期課程)院生、博士課程(後期課程)院生が、同じ時間・同じ場所で一緒に学びます。ゼミは土曜日に開きますので、アルバイト等は土曜日にはできません。
(7) 修士課程修了後の進路について
修士課程修了後の進路について、考えを明らかにしてください。つまり、日本で就職をしたいのか、母国に帰って就職するのか(日本人以外の方)、博士課程に進学を希望するのか、ということです。
現在、日本で就職をするのは、人よりも際立って優れた能力がない限り、かなり難しいと言わざるを得ません。また、博士課程に進学する人には、相当な研究能力と決意を求めます。博士号を取得できたとしても、日本で大学の教員にすぐになれる人は、ほとんどいないという現状を知っておいてください。
〒240-8501
神奈川県横浜市保土ヶ谷区79-4
TEL 045-339-3749
FAX 045-339-3749